00:00:00 [ JST ]

Seiya / PIECE HOSTEL KYOTO スタッフ

知らなかった価値観に触れるたび、自分にも他人にも優しくなれる

Seiya / PIECE HOSTEL KYOTO スタッフ

知らなかった価値観に触れるたび、自分にも他人にも優しくなれる

知らない土地で、仕事と部屋探しに奔走

大学3年生になって周りが就職活動を始めるなか、僕にはやりたい仕事が全くありませんでした。このまま流されて社会人になることに違和感があり「自分の好きなことを見つけたい」と思い、大学を9ヶ月間休学してオーストラリアのメルボルンへ渡りました。

知り合いは誰もおらず、語学学校の寮に住みながら、家と仕事を同時に探す毎日が始まりました。「このままでは自分はホームレスだ」と思うと恐ろしく、寝る暇を惜しんで履歴書を配り歩く日々。人生で一番きつい時期でしたが、とにかく行動を続けた結果、2週間後にはシェアハウスへの入居と、3つの飲食店でのアルバイトが決定。誰も知らない土地で、住む場所と働く場所の両方を見つけた経験は、大きな自信になりました。

働くことへの先入観が、根底から崩された

それからは、ほとんど休みなく働きづめの毎日でした。本当に忙しかったのですが、充実していたのでつらくはありませんでした。なかでもバーでのアルバイトは、自分が働く上での価値観を大きく変えることになりました。同世代の学生アルバイトたちは、勤務終わりに受け取った給料を、その場でお酒に使ってしまいます。就職に対する悩みは誰にでもあると思っていたのに、彼らにはその気配すらない。将来のために貯蓄するのが当たり前だと思っていた僕にとって、それは衝撃的でした。

これまで、仕事は「将来」のためにあると思っていましたが、彼らと働くうちに僕は、仕事とは「今」を楽しく生きるための手段かもしれない、と感じるようになりました。

僕は、旅先で自分の凝り固まった考えを壊されるたび、気持ちが少し楽になります。「こんな生き方もあるんだ」と、新しい価値観を知ると、優しくなれる気がするんです。一つの場所にとどまり続けると、いつの間にかそこでの考え方が絶対的なルールになってしまう危機感もあります。多様性を受け入れられる、寛容な自分でありたいからこそ、僕はこれからも旅を続けていきたいです。

価値観の転換で、自分らしい職場に就職

オーストラリアでの体験は、その後の就職活動に大きな影響を与えました。これまで僕は「コミュニケーションが得意なら営業職」というように、自己分析をして「長所」を見つけたら、それを生かした仕事に就くべきだと思っていました。でもそこに「価値観」や「人間関係」など、自分にとって何が幸せになるのか?という視点が生まれました。

一度内定した仕事を辞退することもあり、時間はかかりましたが半年間のアルバイトを経て、就職先は今働いているホステルに決めました。ここで働く人は、インターナショナルで広い価値観を持った方が多く、日々の会話から刺激を受けられます。こうして自分らしく働ける場所を見つけることができたのは、留学で価値観がガラリと変わる経験があったからこそです。

BACK TO LIST

21-1, Higashikujyou-Higashisanno-cho, Minami-ku, Kyoto 601-8004 Japan   
TEL : 075-644-5878  / FAX : 075-746-3535  

Copyrights (C) PIECE Co., Ltd. All Rights Reserved